ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜




「あ、やっと気づいてくれた。さっきから声かけてたのに無反応だったから」


「えっ、あっごめんなさい! ボーッとしてて。こんなところにいたら邪魔ですよね!」


「いやいや全然。さっきからずっと教室の中を見てるから誰かに用事かなーって」



「えっと、未紘くん――じゃなかった、青凪くんっていますか?」


すると、男の子が何やらじっとわたしを見て何か考えるそぶりを見せながら。


「あー、もしかしてキミが未紘の運命の番だ?」

「な、なんでそれを」



「だって未紘本人から聞いたし。それに、未紘と同じ宝石のやつ首元につけてるってことは未紘が気に入って自分のそばに置いてる証拠じゃん?」



この人、未紘くんと仲いいのかな。


未紘くんのこと呼び捨てにしてるし、よく知ってそうな口調だし。