そう考えている内にいつの間にかチャイムが鳴り、あたし達は席に着いた。


だけど篠塚は床に倒れ込んだまま。


だけど誰も助けようとはしない。


それどころかクラスメイト達に笑われている。



いいじゃん。そこで一生遊ばれていればいいのよ。


あたし達、全員から。


だってこのクラス、2ー3から離れられないだもの。


あたしらがいる限り、あんたはずっと玩具、なんだから。



「可哀想。」



あたしは“ゴミ”に一言そう言うと胡桃達と雑談を始めた。