違う…………この……学級洗脳崩壊アプリさえあれば………私は……



「っていうか、ゴミが気安く質問すんなよ!

あぁ゛イラつく。」


大きな声でため息をついた誠。

そんな誠を見かけた愛莉が機嫌とりかなにかで言い出した。

「誠、アレやれば?」


ニヤニヤと言う愛莉の姿は正に私の中では気持ち悪くてしょうがない。



あいつらの言う“アレ”は、ほぼほぼトイレで何かやる、ということだろう。


トイレの床なんて汚い。


便器の水も、臭いモップをもう散々。