死へのカウントダウンが始まっていく。



正直、三百秒も数えるのはキツイけど。


「二百八十一………二百八十二……」



ぽつりぽつりと言葉がつかの間に溢れていく。



「百五十………百四十九………」


百十一………百十…………


「九十六………九十五………」


八十一………八十………





───────十、九……


十秒をカウントダウンした途端、スマホの画面にもカウントダウンが現れた。



なんだ、カウントダウンしなくても良かったじゃん。