学級洗脳崩壊アプリ

そ、そうだ…………学級洗脳崩壊アプリ…………


日々谷に会ってから全然ログインしてない………や………



急いでおかずやお米を口に入れると慌てた様子でお茶碗を片付けた。



「あら?どうしたの急に?

急いで食べて………」



案の定キョトン顔でこちらを見つめるお母さん。


「ちょ、ちょっと宿題やり残してたの忘れてて………!

結構大事なやつだから………ごめんっ!」


手を合わせて謝るとすぐにリビングを抜けて階段を上った。


「そ、そう?頑張って………ね?」


そんな声を背後に、私は階段を駆け上がった。