耳がギンギンと痛くなるぐらいにそのコールの声は大きくなっていく。


飯野はがく然としていて床には微かに黄色い液体が床に流れていた。



「うっわキモっ!漏らしてんじゃん!」


「くっさ~!こっち来んなよ!」


「同じ空気吸ってるとか最悪っ!

あんたのせいで空気が細菌だらけになるじゃん。」


次第と飯野の回りには誰もいなくなっていて飯野だけが取り残されたように震えていた。


「中二でお漏らしとかヤバすぎ(笑)」


「撮ったらバズんじゃない?」