学級洗脳崩壊アプリ




「あはは………

そ、それより誠、早くコイツと遊んでやりなよ!」



何とかして誠の機嫌をとろうと愛莉が苦笑いで私を指差した。



あぁ、終わった。



誠がいたら逃げるどころか足さえ動かない。



さっきまで勇気があった私が馬鹿みたいに思えてきた。




「お前さ、ウザイ目障り。


さっさと死ねっつてんだろ?」



急な吹っ掛けに動揺を隠しきれない。



「てかさ~コイツも飽きてきたよね~


ずっと痛い痛い……って。」