蛙化現象の私が本当の『恋』だと気づいた日
恋愛(キケン・ダーク・不良)
完
0
.みゆなの./著
- 作品番号
- 1665736
- 最終更新
- 2022/04/14
- 総文字数
- 0
- ページ数
- 0ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 0
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『ガシャーン。うっせぇんだよ』
前の学校にいた元彼。
付き合っていた当初は、
クラスのみんなからも応援されていた。
それが一変した。
番号のくじ引きで席替えがあった。
隣にいる元彼。
〝もういい加減、気まずい…。〟
私は、苦しさでいっぱいだった。
授業中のペア活動も全部やってくれない。
先生が元彼が居眠りしているのを、
私に起こしてって毎回命令してくる。
授業中わからないところを
周りに聞いてるだけで物音立てて唸ってくる。
もう私の高校生活
どこいっちゃったんだろう。
そう振り返っている間に
私のくじ引きの順番が回ってきた。
〝21〟
21番。隣の26番はまだ誰かもわからない。
もう本当に、元彼のそばから離れたい、、、。
そう思っていたその時。
『いい加減、あいつの隣嫌なんだけど。』
そう言いながらドアを思いっきり開けて
廊下へ向かっていった。
彼が引いたのは26の番号だった。
もう私は学校を辞めたいと思った。
再来年には卒業できるはずなのに、
もう耐えきれないよ。
私が学校からいなくなったら
きっと相手も幸せなんだろうな、、。
先生に席替えもう一回したいって
いう願いも叶えてもらえなくて、、。
来週には修学旅行だって控えられていた。
でも私には限界だった。
11.21
私は、学校を退学した。
ここから私は踏み出して
新たなスタートへと切り出す。
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