「…一之瀬くん!」
わたしたち以外だれもいなくなった倉庫内で、わたしは一之瀬くんに駆け寄った。
「向坂…、ケガは…!?」
「わたしなら大丈夫だよ…!でも、一之瀬くんがっ…」
一之瀬くんは、顔も体も傷とアザだらけで、見ているだけで痛々しい。
「こんなの、どうってことねぇよ。それよりも、向坂を失うことのほうが…よっぽど体に応えるから」
そう言って、一之瀬くんはわたしを抱き寄せた。
「もう、俺の前からいなくなるな」
「うん…、ごめんなさい」
「『なにがあっても愛し抜く』。俺がお前に誓った言葉…、忘れたか?」
「…忘れるわけないよっ。記憶を失くしても、その言葉だけは覚えていたよ」
わたしが目にうれし涙を浮かべながら微笑むと、一之瀬くんも額を突き合わせながら微笑んでくれた。
わたしたち以外だれもいなくなった倉庫内で、わたしは一之瀬くんに駆け寄った。
「向坂…、ケガは…!?」
「わたしなら大丈夫だよ…!でも、一之瀬くんがっ…」
一之瀬くんは、顔も体も傷とアザだらけで、見ているだけで痛々しい。
「こんなの、どうってことねぇよ。それよりも、向坂を失うことのほうが…よっぽど体に応えるから」
そう言って、一之瀬くんはわたしを抱き寄せた。
「もう、俺の前からいなくなるな」
「うん…、ごめんなさい」
「『なにがあっても愛し抜く』。俺がお前に誓った言葉…、忘れたか?」
「…忘れるわけないよっ。記憶を失くしても、その言葉だけは覚えていたよ」
わたしが目にうれし涙を浮かべながら微笑むと、一之瀬くんも額を突き合わせながら微笑んでくれた。



