友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

「これから、またお前がどれだけ俺たちの邪魔をしたって同じことだ。…なぜなら、『なにがあっても愛し抜く』。俺は、向坂にそう誓ったから」



『なにがあっても愛し抜く』


それは、一之瀬くんがわたしに告げてくれた言葉。


そして、その言葉を再び一之瀬くんが口にしたということは――。


本当にっ…、一之瀬くんもあの頃の記憶を取り戻してくれたんだ。



「諦めが悪ぃのは、お前のほうだ…百城!この先なにがあったって、俺は絶対向坂を離さない。死ぬまで、向坂を愛してやるよっ!」


力でも、想いでも勝てないと思い知らされた万里くんは、完全に戦意を喪失していた。

だから、一之瀬くんはそれ以上のことはしなかった。


万里くんは、MiLLiONのメンバーを引き連れると、静かにアジトを去っていったのだった。