友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

審査内容が気になって、だれも話そうとしない。

控え室に、沈黙が流れる。



5分くらいして、1番目の出場者が戻ってきた。

思ったよりも早く終わったことにびっくり。


その人は、満足といった顔でもなく、ましてやその逆でもなく、表情からではなにも読み取れない。


そして、2番目の人がステージへと向かった。

しかし、その人も5分ほどで控え室に戻ってきた。



3番目は、由奈だ。


「勝つのは、あたしだからっ」


由奈はそう吐き捨てると、わたしに背中を向けた。


1番目、2番目の人が5分ほどで戻ってきたけれど、由奈は10分たっても戻ってこなかった。



もう少しで15分がたとうとするときに、ようやく由奈が控え室に戻ってきた。


一次審査も二次審査もそうだけど、由奈は今回も自信たっぷりという表情が窺える。