友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

なんと、わたしがさっき選んでおいた着物のような衣装が、ビリビリに破かれていたのだった…!


少し席を外した間に、見るも無残な姿になっていた。


…一体、だれが。


そう思って周りを見回してみたけど、困り果てるわたしと目が合うなり、みんなはすぐに視線を逸らしてしまう。

見て見ぬふりだ。


こんなボロボロの布切れになってしまった衣装を着て、人前に出れるわけがないっ…。


そんな途方に暮れるわたしのところへ――。


「どうしたの、それ?随分と斬新な服じゃないっ」


鼻で笑いながら、選んだ衣装に身を包んだ由奈がやってきた。


由奈の衣装は、ダルメシアン柄のセットアップだった。

しかも、お尻が見えそうなくらいのミニスカートだ。


でも、脚が長い由奈によく似合っている。


「早く着替えないと、時間ないんじゃない?」