友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~

どれも、服屋さんでは見かけないような服ばかりだった。

奇抜なデザインだったり、派手な柄ものだったり。


それもそのはず。

ここに用意されたものは、すべて真神高校と繋がりのあるファッションデザイン専門学校の学生たちが作った衣装だった。


普段からシンプルな服しか着ないわたしにとっては、なにをどうコーディネートしたらいいのか全然わからない…。


だけど他の出場者たちは、次々とハンガーラックから衣装を抜き取っていく。

わたしだけがまだ衣装を選べずに、ステージに取り残されていた。


なにかないかと探していると、落ち着いた紺色の衣装を見つけた。

引き抜いてみると、それは着物のような形をしていた。


その小物として帯などを選ぶと、わたしも控え室に急いだ。



選んだ衣装を鏡の前で合わせてみる。