冬夜くんは、色んな女の子に凄くアイドルのように崇められてる。

だから、一緒に食事とかもってのほかだったのだろう。

なんか、そう考えたら冬夜くんめちゃくちゃ大変なんだなぁ。

私にとって冬夜くんは、アイドルなんかじゃなくて、真剣に好きな人で、嫌われたくない。

それに、好きと自覚したのが少し前の事だけど、それまでは普通に従兄弟として接していたのだ。

それで、距離感が分からなくて今の状態になっているようなものだ。

気がつけば、好きになっていた。

気づいた時には、心の全てが冬夜くんに向いていた。

冬夜くんに会える度に心が弾んで、冬夜くんの笑顔を見ると胸がきゅーってなる。

これが、『好き』という感情なんだろうか。