「ぜってぇ勝つから!お前のクラスに!」 「うん、どうぞご勝手に」 「ちっ…」 こちらを指さし意気込む萊におざなりに手を振る そんなつれない態度が気にくわないのか舌打ちをされた 「ほら、向こう向け」 「ん」 素直に背を向けると萊の指が私の髪を梳いた そして、1つにまとめてくれる 今日は、球技大会 男子はサッカーで女子はバレー 萊は、絶対に内田界人に勝つ、と意気込んでいる