「……そっか、鍵忘れたんだ」
「………なに、希穂ちゃん楽しそう」
唇を緩める私に男は恨めしげにこちらを見た
いつも振り回されてたのになんだか嬉しい
「楽しいかも」
「………はぁ…カッコ悪…」
口元を押さえ、くく、と笑みを漏らす
ヤバい、なんかニヤける
さっきまではなんか意識しちゃってまともに顔見られなかったはずなのに
どこか可愛いと思っている自分もいる
「………まさか、家に誰もいないとは思わなかったんだよ」
「いつもは誰かいるの？」
「………ん」
「そっか、それで油断しちゃったんだ」
「………なに、希穂ちゃん楽しそう」
唇を緩める私に男は恨めしげにこちらを見た
いつも振り回されてたのになんだか嬉しい
「楽しいかも」
「………はぁ…カッコ悪…」
口元を押さえ、くく、と笑みを漏らす
ヤバい、なんかニヤける
さっきまではなんか意識しちゃってまともに顔見られなかったはずなのに
どこか可愛いと思っている自分もいる
「………まさか、家に誰もいないとは思わなかったんだよ」
「いつもは誰かいるの？」
「………ん」
「そっか、それで油断しちゃったんだ」
