いきなり慌て始めた。


さっきまで謎に堂々としてたのに。


「ただいま〜」


「おかえり…って、え!?!
涼!?女の子!?え!?」


なんかうるさい人が出迎えてくれた。


「あ、坂町さん。お兄ちゃんの星夜です」


「どーも〜」


兄!?全然系統が違う。


なんか…こう…チャラチャラしている。


「涼の彼女?マジか〜ついに心が開ける女の子ができたのか〜」


うんうん、と頷きながら一人で納得している。