『おーい、逢坂さん?』


やばい、結城くんの顔に見惚れてボーっとしてた。


「え、っと...何の話してたっけ?」


『これも何かの縁だし同じクラスだし連絡先交換しない?って言う提案かな』


「もちろん!ちょっと待ってね。」


...



結城くんと連絡先交換しちゃった。


それが嬉しすぎて帰り道のことはもう覚えていない。


気づいたら家についてたなんてほんとにあるんだ。