甘い、けど甘くない




そんな時ゴツンと頭に衝撃が入った。


「え、何?頭が重いんだけど」


声をかけても重さは変わらない。


誰かが頭に顎でものせているんだろう。


「...結城くん?痛いよ。」


『ごめんごめん、ちょうどいい高さに頭があったから。』


そんな理由で頭を顎で攻撃するなんて聞いたことがない。


「結構痛かったんだけど。」


『やっぱ?俺も顎痛いんだよね。』


そういって笑いながら言ってる彼。


痛かったならすぐに私の頭から離れればいいのに一向に離れてくれる様子はない。


『ヒュ〜もうラブラブじゃん。いつから付き合ってんの?』


さっきのチャラ男くんが茶化してくる。


こういう時はどうすればいいのかわからなくて結城くんの服を少し掴んでアピールをする。