そんな時カランコロンとお店のドアが開いた音がした。


聞き覚えのある声が聞こえた気がして振り返ってみると、ここにはいるはずのない梅ちゃんがいた。


「...梅ちゃん?なんでここに?」


『宵〜!やっと話せる!』


いつも以上に増して元気な梅ちゃん


『あのね実はね!』


『はいはーい梅ちん1回落ち着こうか、どうどう』


梅ちゃんを落ち着かせるかのように出てきたのは少しチャラめの男の子で、こんなに綺麗な金髪っているんだというくらい綺麗でサラサラ髪の毛だった。