甘い、けど甘くない




「わかった、いいよ。」


『良かった、じゃあ今から僕達恋人ってことでよろしく』


恋人...契約だってわかっててもドキドキする。


『んじゃ莉都お前、今日マロンいくか?』


マロン、?


『そうだね、宵ちゃん今日暇?』


「暇だけど...マロンってところに私も行くの?」


『そーゆう事。カフェだから美味しいケーキも食べれるかもね』


ケーキ食べれるなら、、、って餌付けされるところだった。でもケーキには罪はないし、


「行く!」


『よし決まり、なら放課後行こっか。』