うちの猫様は元気なので、そう簡単に遊び疲れないだろう。

しばらく一人でのんびりしようかな…そう思っていた矢先、急に後ろから友也に抱きつかれる。

「ちょっと…!猫様はどうしたの?」

「もう遊び飽きたらしい。だから、今度は奥様が俺の相手してくれないと」

「まだ朝だよ?」

「そんなの関係ないって」

これでもかというほど、キスの雨を降らせる友也。

「ちょっと、くすぐったいから!」

「くすぐったいだけ?覚悟しなよ!」

ダメだ…やっぱり友也には敵わない。

それでも凄く幸せなんて、私ってどうかしてるかな…。


FINE