「軽い気持ちでなんか、言いません…。真ちゃん先輩はかっこいいです…」
「ちょっ、そんっ…やだー!何この子〜〜〜っ!!!」
「真くん喋り方オカマみたいになってんよ」
先輩は目を泳がせ、ヘラヘラ笑いながらわーちゃんさんの肩を結構な力でバシンッと叩いた。
わーちゃんさんが痛そうに肩を押さえる様子を見ていると、麻弥くんがまたもや唐突なお誘いをする。
「真くんとわーちゃんもさ、これから一緒にパフェ食べに行かね?」
「「パフェ?」」
えっ…ま、麻弥くん…?
「今から芽依と喫茶店に行くんだ〜。真くんたちもどう?」
「おれ今日焼肉食べに行こうって永遠と話してたんだよ〜」
「俺は焼肉嫌だって言ってる最中。なんなら真っ直ぐ家に帰りたい」
「とわぴ、素っ気ない…」
「その呼び方やめろ」
わーちゃんさんが先輩を軽く睨みつけた。
「…で、結局どーすんの?行くの?行かないの?」
「俺はいーや」
「えー、永遠行かねーの?」



