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次の日。
先輩に告白をすると決意をしたのはいいものの、緊張しすぎるあまりに、体がカチカチに硬直していた。
昼休みになっても、頭の中は"告白"という単語ばかりがぐるぐる回っている。
朝からずっとこの調子だ。
だけど、今、ものすごく先輩に会いたい気持ちでいっぱいだった。
早く先輩のが好きってことを言いたくて仕方ない。
もういっそ、今から告白しちゃだめかな。
でも、放課後に話すって決めたからなぁ…。
居ても立っても居られず、落ち着かない。
昨日までは弱気になっていたのが嘘であるかのように、謎の自信に満ち溢れている。
意を決して、私は瑠璃ちゃんたちに「飲み物買ってくる」と伝えてから、先輩がいる教室へ向かった。
廊下を歩いている途中で、心臓の音がいつもより鮮明に聞こえてくる。
体もなんだか羽のように軽い気がして、ふわふわした気分だ。
一目だけでもいいから、先輩の姿が見たい。
あわよくば、挨拶だけでもしたい。
2年の教室がある階に到着すると、ちょうど視線の先に真ちゃん先輩の姿を見つけた。



