あなたの笑顔が好きだから。


《あぁ〜…まあ、確かに、気温が高い日続いてたもんね〜》


あぁ、どうしよう。

ただ頭がおかしい発言をしたというのに、先輩が気を遣って上手い具合に会話を成り立たせてくれた。

そんなところも好きです、先輩。


普通に楽しくお話したいのに、いつも緊張してしまって、上手くコミュニケーションがとれない。


《萩ちゃん、あのさー》

「ふぉえぁいっ!!??」

《暇な日ってあったりする?涼香…じゃなくて、俺の姉ちゃんが同じ職場の人から水族館のチケットもらったらしくて、よかったら一緒に行かない?》

「……え"っ!!??」


いいい、今、水族館とおっしゃった…!?


「あああ、あの、それってつまり、2人でってこと……ですよね…?」

《……だめ?》

「行きます!!ご一緒させてください!!!」

《んはは!声でかっ!》


電話越しから先輩の笑う声が聞こえてくる。

思わず食い気味に返事をしてしまった、恥ずかしい。


《いつ行く〜?萩ちゃんの都合の良い日で大丈夫だよ》

「わたしの、つごうのいいひ……」


えっ、どうしよう。
正直いつでもいいし、なんなら明日でも大丈夫ではあるけど……。

先輩となら毎日会いたい。
でも、悲しいことに服がない…!!