「さて、肝心なのはここからだ。真面目な鮎川ちゃんのことだ、お父さんの問題が解決してから真田に告白するつもりなのかな?」
「えっと……はい」
今は気持ちを伝える時じゃないと思うから。
「そっかー。じゃあ俺、本当にあの時、余計なことを言っちゃったんだな」
急に頭を抱えてブツブツ言いだした館野キャプテンに、小首を傾げる。
「なにかあったんですか?」と聞いても、「なんでもないよ」とはぐらかされてしまった。
「話は戻るけどさ、事実だろうとなかろうと、同じ会社で働く仲間のプライベートを軽々しく言いふらすのはだめだ。なんだか噂に尾ひれがついてきているし、鮎川ちゃんだって仕事がやりづらいだろ? 今後、鮎川ちゃんのように嫌な思いをする社員を出さないためにも、噂の出所を見つけて責任を取ってもらおう」
館野キャプテンの言うことは最もだ。今後、誰にも私と同じ思いをしてほしくないし、噂に振り回されて仕事に影響が出るのはよくないこと。
だけど噂っていつ、だれが流したかなんてわからないものだ。恐らく父から直接話を聞いた金城さんで間違いないだろうけど、確固たる証拠はない。
「えっと……はい」
今は気持ちを伝える時じゃないと思うから。
「そっかー。じゃあ俺、本当にあの時、余計なことを言っちゃったんだな」
急に頭を抱えてブツブツ言いだした館野キャプテンに、小首を傾げる。
「なにかあったんですか?」と聞いても、「なんでもないよ」とはぐらかされてしまった。
「話は戻るけどさ、事実だろうとなかろうと、同じ会社で働く仲間のプライベートを軽々しく言いふらすのはだめだ。なんだか噂に尾ひれがついてきているし、鮎川ちゃんだって仕事がやりづらいだろ? 今後、鮎川ちゃんのように嫌な思いをする社員を出さないためにも、噂の出所を見つけて責任を取ってもらおう」
館野キャプテンの言うことは最もだ。今後、誰にも私と同じ思いをしてほしくないし、噂に振り回されて仕事に影響が出るのはよくないこと。
だけど噂っていつ、だれが流したかなんてわからないものだ。恐らく父から直接話を聞いた金城さんで間違いないだろうけど、確固たる証拠はない。



