「これまでは母にまで影響しないか心配で、昔の優しかった父が忘れられず、お金を渡してしまっていましたが、父に一からまたやり直してほしいのでやめます。もちろん会社に迷惑がかからないようにするつもりです。だから心配しないでください、私には館野キャプテンのように強い味方がいてくれるので大丈夫です!」
心配してくれる館野キャプテンを安心させたくて、早口で捲し立てた私に彼は少しだけ口角を上げた。
「そっか。嬉しいな、鮎川ちゃんに強い味方だって言ってもらえて。……でもきっと一番の味方は真田だろ?」
確信を持った目で聞かれたら、否定などできなくなる。
「……はい」と素直に認めれば、館野キャプテンはにっこり微笑んだ。
「そっかそっか。それを聞いて安心したよ」
安堵して館野キャプテンは再び箸を進めた。
「真田が力になってくれているなら大丈夫だ。あいつさ、なにに対しても怖いくらい完璧なんだ。上司の俺さえも嫉妬するくらい隙がないし、飛行技術も問題ない。そのくせ努力家で勉強を怠らないし、おまけに憎たらしいほど顔もいい。いや、ひとつ性格に難ありだな。俺に対して生意気だ」
「えっと……」
心配してくれる館野キャプテンを安心させたくて、早口で捲し立てた私に彼は少しだけ口角を上げた。
「そっか。嬉しいな、鮎川ちゃんに強い味方だって言ってもらえて。……でもきっと一番の味方は真田だろ?」
確信を持った目で聞かれたら、否定などできなくなる。
「……はい」と素直に認めれば、館野キャプテンはにっこり微笑んだ。
「そっかそっか。それを聞いて安心したよ」
安堵して館野キャプテンは再び箸を進めた。
「真田が力になってくれているなら大丈夫だ。あいつさ、なにに対しても怖いくらい完璧なんだ。上司の俺さえも嫉妬するくらい隙がないし、飛行技術も問題ない。そのくせ努力家で勉強を怠らないし、おまけに憎たらしいほど顔もいい。いや、ひとつ性格に難ありだな。俺に対して生意気だ」
「えっと……」



