「本当だよ。鮎川ちゃんを見かけたらずっと目で追っていたし、その眼差しはいつも甘くてさー。おまけに俺が鮎川ちゃんに近づこうものなら、鬼の形相で怒るんだ。その時にあいつの怖さっていったら……」
館野キャプテンの話は本当なの? いや、でも嘘をついているようには見えないし……。でも事実だとしたら、それってなんか、その……まるで誠吾さんが私のことを好き、見たいじゃない?
いやいや、そんなわけない。誠吾さんが私を好きだなんて。
想像しただけで頬が熱くなる中、館野キャプテンは頬杖をついた。
「鮎川ちゃんさ、俺が前に言ったことを覚えている?」
「えっと、どのことでしょうか?」
見当がつかず聞き返すと、館野キャプテンは教えてくれた。
「真田の話さ。言っただろ? 真田は俺と同じで一途だって。おまけに奥さんが初恋だってさ」
そういえば、そんなことを言っていた気がする。あの時、誠吾さんは再婚していたと思っていたし、奥さんが初恋の人なんだって思うと胸を苦しくさせていたけれど……。
「真田が結婚したのは、鮎川ちゃんただひとりだけだ。それと初恋は継続中らしい」
どんなに否定したってそこまで言われたら、嫌でも自惚れてしまう。誠吾さんは私のことを好いてくれていると。
「その顔だと、やっと真田の気持ちをわかってもらえたかな。もう見ているだけの俺からしたら、もどかしくてさ。さっきの様子だと鮎川ちゃんも好きなんだろ? あいつのこと」
館野キャプテンの話は本当なの? いや、でも嘘をついているようには見えないし……。でも事実だとしたら、それってなんか、その……まるで誠吾さんが私のことを好き、見たいじゃない?
いやいや、そんなわけない。誠吾さんが私を好きだなんて。
想像しただけで頬が熱くなる中、館野キャプテンは頬杖をついた。
「鮎川ちゃんさ、俺が前に言ったことを覚えている?」
「えっと、どのことでしょうか?」
見当がつかず聞き返すと、館野キャプテンは教えてくれた。
「真田の話さ。言っただろ? 真田は俺と同じで一途だって。おまけに奥さんが初恋だってさ」
そういえば、そんなことを言っていた気がする。あの時、誠吾さんは再婚していたと思っていたし、奥さんが初恋の人なんだって思うと胸を苦しくさせていたけれど……。
「真田が結婚したのは、鮎川ちゃんただひとりだけだ。それと初恋は継続中らしい」
どんなに否定したってそこまで言われたら、嫌でも自惚れてしまう。誠吾さんは私のことを好いてくれていると。
「その顔だと、やっと真田の気持ちをわかってもらえたかな。もう見ているだけの俺からしたら、もどかしくてさ。さっきの様子だと鮎川ちゃんも好きなんだろ? あいつのこと」



