身も心も、満たしてくれるのは貴方だけなのに。

消灯し、あたしは先程届いたたくさんのメッセージをスクロールしていく。



パッと目に付いたアイコンがあった。


この人かっこいいな。

その人のトーク欄をタップし、返信した。


-メッセージありがとうございます!宜しくお願いします。-


ありきたりな挨拶。

すぐに返事がきた。


-わぁ!返事ありがとうございます!可愛らしいアイコンで、気になっちゃいました。仲良くしてくださいね。なんてお呼びしたらいいですか?-

-ユキって呼んでください-

-了解です!ユキだね。俺のことはハルトって呼んでください。-


ハルトと何回かやり取りが続き、特に大した話もしていないが、ノリが合う感じがした。


-ユキ、今日絡み始めたばかりだけど、良かったらラインしません?-

まじ!?

-良いですよ!ID教えてもらえれば追加します。-

あたしたちは、すぐにラインを始めた。