身も心も、満たしてくれるのは貴方だけなのに。

一旦落ち着こう。


なんでハルトはそんなに落ち着いてるの?

もしかしてたくさんの女の子と遊び慣れてるのかな…。

そんなこと気にしても仕方ない。

思う存分歌うぞ!!


交互に曲を入れては、休憩して会話したりしてあっという間に時間が過ぎた。

「ハルト、歌上手だね!びっくりなんだけど。」

「そう?ちょっと昔バンドしてて歌ってたことはあるからかな。」

「え、そうなの!?」

知らなかった。

歌ってたってことはボーカルだよね。

「まぁ、もう昔の話!それよりさ、もう2時間くらい経つけどまだ歌える?」

テーブルに置いていたスマホを手に取り、時間を確認する。