身も心も、満たしてくれるのは貴方だけなのに。

カラオケに着いた。

ハルトと合流し、店内へ。

受付を済ませ、部屋へ入った。

5畳程の部屋で、広いとは言えない。

「ユキ、電気つける?」

「豆電くらいがいいかな。」

ハルトは照明を軽く調整し、お互いの顔がまぁまぁ分かる程の明るさになった。

狭い空間に、ソファに横に2人並んで座った。

2つ置いてあったデンモクをお互い手に取り、操作する。



突然ハルトの手の動きが止まった。

「ユキ先歌って。」

「えっ!?ハルト先歌わないの?」

「ユキの聴いてから歌う。」

「まじかぁ〜!ちょ、待って。」

「何歌うの?」

ハルトが寄ってきてお互いの二の腕部分が密着する形に。


ま、まじかーーーーーー!?

ちちちちちちかすぎる!!