不良もののやつ


男は無言で近くのラブホに入り、
慣れた手つきで部屋を選ぶ。


エレベーターを上がり、部屋に着くと、鍵を開け、部屋に入るよう促される。



無言で部屋に入り、荷物を床に置き、上着を脱ぐ。



ここからはもう私はなんの意思も持たず、ただただぼーっと立っているだけだ。


勝手にしたいならすればいい。
自分の体なんてどうでもいいのだから。