***
まずは八木邸。乃奈香ちゃん的にここは絶対外せないんだとか。
ガイドさんの説明を聞いた後自由に中を見て回った。
……というより、乃奈香ちゃんの後をついて行ったと言った方が正しいかも。
「はあああ~……!!」
「あっ、乃奈香ちゃん!! これだよね!?」
「はあああ~!!!!」
沖田総司がつけたとされる傷を見て、乃奈香ちゃんのテンションが急上昇。
京都に移動したときからハイテンションだったけど
ついに語彙力を失ってしまったみたい。
そんなに好きなんだね。
良かったね、乃奈香ちゃん。
私も少し新撰組について調べてきてよかった。
おかげでガイドさんの説明もすっと頭に入ってきた。
これが日々の授業でもできたらいいんだけどな、なんて思ってクスッと笑う。
「ふあ~あ……」
「あ、ひらめいた。メモ~」
暇そうな萌ちゃんと、なにかアイデアが浮かんだ様子でメモをとる環くん。
……2人とも、新撰組にはあんまり興味が無かったみたい。
「……カノ」
「信濃くん、どうしたの?」
1人静かに見て回っていた信濃くんが私の方に近づいてきて声をかけてきた。
まずは八木邸。乃奈香ちゃん的にここは絶対外せないんだとか。
ガイドさんの説明を聞いた後自由に中を見て回った。
……というより、乃奈香ちゃんの後をついて行ったと言った方が正しいかも。
「はあああ~……!!」
「あっ、乃奈香ちゃん!! これだよね!?」
「はあああ~!!!!」
沖田総司がつけたとされる傷を見て、乃奈香ちゃんのテンションが急上昇。
京都に移動したときからハイテンションだったけど
ついに語彙力を失ってしまったみたい。
そんなに好きなんだね。
良かったね、乃奈香ちゃん。
私も少し新撰組について調べてきてよかった。
おかげでガイドさんの説明もすっと頭に入ってきた。
これが日々の授業でもできたらいいんだけどな、なんて思ってクスッと笑う。
「ふあ~あ……」
「あ、ひらめいた。メモ~」
暇そうな萌ちゃんと、なにかアイデアが浮かんだ様子でメモをとる環くん。
……2人とも、新撰組にはあんまり興味が無かったみたい。
「……カノ」
「信濃くん、どうしたの?」
1人静かに見て回っていた信濃くんが私の方に近づいてきて声をかけてきた。



