「!」


ポケットに手を突っ込んで、少し首を傾げて。

優しく微笑んでくれる君がいて、嬉しくなった。


「また明日」って、すごい言葉だね。
寂しかった気持ちがあっという間に吹き飛んじゃった。

ううん、やっぱり君が言ってくれたから特別な言葉になったんだ。


「雪杜くん!! 大好きー!!」

「っ!?」


あは、赤くなっちゃった。
これからも何度も伝えるからね。


君に届くまで、何度だって言ってやるんだから。


私の初恋。

再スタート。