わ、わ~……!!
2人で一緒にここまで来てくれたんだ!?
どこから一緒に来たんだろう!?
何を話したんだろう!?
というか環くんずるい。
私がいない時に雪杜くんを独占しちゃうなんて!!
「……だから、腕、勝手に組むのやめてくれる」
「はっ!! ごめん、つい……!!」
そうだった。
あんまり勝手にベタベタしないように気を付けないとって、さっき反省したばかりだったのに。
気持ちが高まるとどうしても雪杜くんに手が伸びてしまう。
もう一度、反省。
「……何かあるなら口で言って」
ほんと、言葉の方が先に届くのにね。
私もそう思うよ。
「そんなに焦らなくても……ちゃんと聞くから」
「っ!!」
うわ、
うわあ……!!
「そ、そんな、ちょっと顔を赤らめて手の甲で口元かくして、視線は少し下にずらしたかと思ったらちらっと私の方見るなんて、ずるいよ雪杜くん……!!」
「ちょっと!! そんなことまで口に出さないでくれる!?」
ほんとだ。
ちゃんと聞いてくれた。
「おーいそこの2人―」
「早く入るよ~!!」
いつの間にか入り口の方へ向かっていっていたみんなから声をかけられて、はっとする。
雪杜くんは仕方ないというようにため息をひとつ。
「……えへへ」
「なに」
「楽しみだねえ」
私と雪杜くんの超最高な1日、スタートだっ!!
2人で一緒にここまで来てくれたんだ!?
どこから一緒に来たんだろう!?
何を話したんだろう!?
というか環くんずるい。
私がいない時に雪杜くんを独占しちゃうなんて!!
「……だから、腕、勝手に組むのやめてくれる」
「はっ!! ごめん、つい……!!」
そうだった。
あんまり勝手にベタベタしないように気を付けないとって、さっき反省したばかりだったのに。
気持ちが高まるとどうしても雪杜くんに手が伸びてしまう。
もう一度、反省。
「……何かあるなら口で言って」
ほんと、言葉の方が先に届くのにね。
私もそう思うよ。
「そんなに焦らなくても……ちゃんと聞くから」
「っ!!」
うわ、
うわあ……!!
「そ、そんな、ちょっと顔を赤らめて手の甲で口元かくして、視線は少し下にずらしたかと思ったらちらっと私の方見るなんて、ずるいよ雪杜くん……!!」
「ちょっと!! そんなことまで口に出さないでくれる!?」
ほんとだ。
ちゃんと聞いてくれた。
「おーいそこの2人―」
「早く入るよ~!!」
いつの間にか入り口の方へ向かっていっていたみんなから声をかけられて、はっとする。
雪杜くんは仕方ないというようにため息をひとつ。
「……えへへ」
「なに」
「楽しみだねえ」
私と雪杜くんの超最高な1日、スタートだっ!!