あんなに楽しそうにしていたのに、
俺の小さなため息一つでこんなに簡単に焦る。
ほんと、飽きない。
「好きだな、って思っただけ」
「っ!?」
先輩のお団子が飛ぶのを両手でおさえた。
そして今にも火を噴きそうに赤い先輩の顔を今度こそガッチリガード。
「ゆ、ゆきもりくん」
ねえ。
星だけじゃなくて俺のこともちゃんと見て。
「なんだか、その、ちかい……ね?」
「散々ペタペタ触ってきておいて、今更こんなことで照れないで」
「で、でもこれって、あの、まるで……わ、私たち、これから……」
「だめ?」
「だめ、じゃない……」
「もしかして嫌だった?」
「い、嫌じゃない……け、ど」
ならいいでしょ。
こっちはずっと我慢してたんだから。
「……ん」
俺の小さなため息一つでこんなに簡単に焦る。
ほんと、飽きない。
「好きだな、って思っただけ」
「っ!?」
先輩のお団子が飛ぶのを両手でおさえた。
そして今にも火を噴きそうに赤い先輩の顔を今度こそガッチリガード。
「ゆ、ゆきもりくん」
ねえ。
星だけじゃなくて俺のこともちゃんと見て。
「なんだか、その、ちかい……ね?」
「散々ペタペタ触ってきておいて、今更こんなことで照れないで」
「で、でもこれって、あの、まるで……わ、私たち、これから……」
「だめ?」
「だめ、じゃない……」
「もしかして嫌だった?」
「い、嫌じゃない……け、ど」
ならいいでしょ。
こっちはずっと我慢してたんだから。
「……ん」



