私が諦めない限り、信濃くんの恋だって叶わないことになるんだよ?
なのに、ずっと諦めないでいてくれるの?
「中途半端に諦められるなら、多分最初からこの気持ちに素直にならなかったと思うから」
「……信濃くん」
誰かの言葉に左右されないで
ただ真っ直ぐ自分の好きに正直に、疑うことなんてしない。
それを貫き通せる人はこんなに強いんだと痛感する。
「ありがとう、なんだか私まで元気もらっちゃった」
「いや、元気なのはいいことだけど、俺の立場よ」
「あは、お互い頑張ろう!!」
「……ちょっとずれてるんすけど……」
さっきまでの緊張が嘘みたいにほぐれていて。
こうして、普通に話ができて良かったな。
「えへへ」
「え、なに笑ってんの?」
「んーん、遊園地の時も思ったんだけどね?」
くすくすと笑いながら、信濃くんを見る。
だって不思議で、おかしくて、楽しくなっちゃったから。
「付き合ってた時以上に、信濃くんとずっと近づけた気がして、不思議で」
「……っ、ああもう……!!」
「え、わっ!?」
なのに、ずっと諦めないでいてくれるの?
「中途半端に諦められるなら、多分最初からこの気持ちに素直にならなかったと思うから」
「……信濃くん」
誰かの言葉に左右されないで
ただ真っ直ぐ自分の好きに正直に、疑うことなんてしない。
それを貫き通せる人はこんなに強いんだと痛感する。
「ありがとう、なんだか私まで元気もらっちゃった」
「いや、元気なのはいいことだけど、俺の立場よ」
「あは、お互い頑張ろう!!」
「……ちょっとずれてるんすけど……」
さっきまでの緊張が嘘みたいにほぐれていて。
こうして、普通に話ができて良かったな。
「えへへ」
「え、なに笑ってんの?」
「んーん、遊園地の時も思ったんだけどね?」
くすくすと笑いながら、信濃くんを見る。
だって不思議で、おかしくて、楽しくなっちゃったから。
「付き合ってた時以上に、信濃くんとずっと近づけた気がして、不思議で」
「……っ、ああもう……!!」
「え、わっ!?」



