想像広がり

恋愛(その他)

山韑(やまい)/著
想像広がり
作品番号
1665090
最終更新
2022/05/06
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
 君がいつもふわっと包み込んでくれるから、私は安心できる。ホッとする。でも君は?君はいつも私を包み込んで外側にいる。私を守るために傷付くかもしれない。強い風に吹かれて飛ばされるかもしれない。それなのにどうして、君はそんなにも強く私を包み込んでくれるの?自分以外の人を思ってそんなに優しくなれるの?
 私には無理だと思う。だって私は、君に守られてばかりだから。でも、私だって君の話を聞いてあげることくらいは出来る。だから、君が何かに耐えられなくなった時は、私に頼ってほしい。君をそっと包み込んであげたいし、一番近くで君を支えてあげたい。私が全てのことに気付くことは出来ない。だから、なんでも話してほしいし、教えてほしい。私は、できるだけ多くのことに気付いてあげたい。だって、君からもらってばかりだから。
 私も君を包み込んであげたい。
 でも君は。私が盾になろうとしても君は、私を内側にして守り、包み込み続けるだろう。
 私は、そんな君としっかり向き合って、向かい合って、抱きしめ合いたい。共に支え合うために。絶対に離れないように。君と一緒に沢山のことを乗り越えて、強くなっていきたい。
 君は本当に綺麗な心を持っているね。私はその綺麗な心を守り続けて、君に寄り添い続けるよ。

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