【短編】星の流れる夜に

「あれから3年かぁ…」


咲姫はポツリとつぶやいた


「約束の日はとっくに過ぎちゃったぞ」


―トンッ―


机に飾ってある写真立てがパタリと倒れる


「はぁ…」