放課後、律くんを呼び出した。 「どうしたの、桜。」 「律くん……好き、です。」 律くんは戸惑っている。 「え、ホント?夢じゃ、ない、よね?」 「う、ん。」 「やばい。嬉しい…。」 「え…?」 今度はわたしが戸惑う。 嬉しいって言った?