「天使界の成績はおいらには わからないけど、 てらすは優秀な天使なんだろ? てらすなら、世界を変えられる。」 まるでわたしひとりで成し遂げられる ことだというようなあまに 少しムカついた。 「わたしひとりじゃ無理。 あまがいてくれないとダメ。」 観念したようにあまが言う。 「一緒に、世界を変えよう。」 そう決意した翌日ーーー。