【完】悪魔と天使



  わたしはフッと笑う。
  何を期待したのだろう。

  早く家に帰ろう。

  その後はいつも通り過ごして
  いつものように21:30に布団に入る。




  あれ、朝?
  違う。てらすだ。
  てらすはわたしに優しく言う。

 「世界が変わってないってことは、
  彼はもう君のことが
  好きなんじゃないかな。頑張って。」

  そう優しく微笑む。