【完】悪魔と天使


  するとお兄ちゃんも目を覚まし、
  目を擦りながら

 「結馬…?かえってきたの…」

  そんな2人の姿を見て、私はこんなに
  愛されていたんだって思った。
  私なんてどうでもいいのかと思ってた。

 「お父さん、お兄ちゃん…心配かけて、
  ごめん。ありが、とう…」

  涙が溢れる。
  私はいつからこんなに泣き虫に
  なったんだろうか。