【完】悪魔と天使


 「あなたは死なないよ。」

  星だと思ったものは黄色い蜂のような
  ものだった。

  なんだ。死ねないんだ。

  黄色いのは私をじっと見つめて
  少し躊躇うように言う。

 「わたしはてらす。
  あなたの願いを叶えてあげる。」

  え、じゃあ。

 「死にたい。」

 「本当にそれでいいの?」

  間髪入れずに言った。
 「いい。」