期待に胸を特大に膨らませ耳までドキドキ心音が響く中、隣の続き部屋からノック音が聞こえてきた。
まさか!?
「はいっ」
超ドキドキが、耳から飛び出す音を聞きながらドアが開くのを待つと、凌駕さんより若い男性が緊張した様子で顔を覗かせた。
……別人。
ガッカリすると同時に特大ハートが一瞬で縮み意識が薄れ行く。
「初めまして。大和こ……大和凌駕です」
彼の低い緊張した声に我に返るとすぐにテーブルの前に歩いて来た。
……やっぱり映画みたいに都合良くいくわけない。
私は、完全に魂抜け出た感覚ながらも、必死に現実に向き合う覚悟を決め彼を見上げた。するとどことなく凌駕さんに似ていてつい凝視してしまう。
「……あの」
「……は、初めまして御縁結です」
私は、動揺しながら立ち上がり会釈すると、彼も慌てて会釈し返した。
「急遽、代役を引き受けて下さりありがとうございます。この不祥事は、全て私の責任です。本当に申し訳ありません」
彼は、深く頭を下げ体を震わせていた。相当ショックを受けているに違いない。
当然よね……。挙式当日、新婦に逃げられるなんて漫画の世界みたいな悪夢が、我が身に降り掛かるとは普通思わない。その気丈な姿に私も目頭が熱くなる。
「……頭上げて下さい。一番辛いのは、大和さんですよね。できる限り協力しますから」
まさか!?
「はいっ」
超ドキドキが、耳から飛び出す音を聞きながらドアが開くのを待つと、凌駕さんより若い男性が緊張した様子で顔を覗かせた。
……別人。
ガッカリすると同時に特大ハートが一瞬で縮み意識が薄れ行く。
「初めまして。大和こ……大和凌駕です」
彼の低い緊張した声に我に返るとすぐにテーブルの前に歩いて来た。
……やっぱり映画みたいに都合良くいくわけない。
私は、完全に魂抜け出た感覚ながらも、必死に現実に向き合う覚悟を決め彼を見上げた。するとどことなく凌駕さんに似ていてつい凝視してしまう。
「……あの」
「……は、初めまして御縁結です」
私は、動揺しながら立ち上がり会釈すると、彼も慌てて会釈し返した。
「急遽、代役を引き受けて下さりありがとうございます。この不祥事は、全て私の責任です。本当に申し訳ありません」
彼は、深く頭を下げ体を震わせていた。相当ショックを受けているに違いない。
当然よね……。挙式当日、新婦に逃げられるなんて漫画の世界みたいな悪夢が、我が身に降り掛かるとは普通思わない。その気丈な姿に私も目頭が熱くなる。
「……頭上げて下さい。一番辛いのは、大和さんですよね。できる限り協力しますから」


