「……もう止まらない。……火をつけたのは、結……だからな」
「……止めないで下さい」
彼は、私を至近距離で見下ろし柔らかな笑みを浮かべ、私の左目に優しく唇を落とした。
「……1つだけ約束してほしい。明日式に出るのは致し方ない。でも金は受け取らないでほしい。俺が結を助ける。結を守る。必ず幸せにするから」
そう告げられた瞬間、また涙のベールに視界を覆われた。
「……ありがとう……ございます。……ありがと……」
ただただ嬉しくて愛しくて、泣きながら彼の背中をキュッと抱き寄せ御礼を伝えた。
私は、憧れのシンデレラ気分に浸り、史上最高の喜びに満たされ絶え間なく流れる甘々なキスを受け取り続ける中、ふと疑問が浮かぶ。
『必ず幸せにするから』って? ……まさか結婚やめる気? そんな……一時の感情で凌駕さんの約束された未来壊すわけにいかない。
ふと伸ばした腕から力が抜け落ち、止めどない悲しみの粒が彼との距離を引き剥がして行く。
「……結?」
「……ごめんなさい。……ありがとう……ございます。……もう充分……」
「……止めないで下さい」
彼は、私を至近距離で見下ろし柔らかな笑みを浮かべ、私の左目に優しく唇を落とした。
「……1つだけ約束してほしい。明日式に出るのは致し方ない。でも金は受け取らないでほしい。俺が結を助ける。結を守る。必ず幸せにするから」
そう告げられた瞬間、また涙のベールに視界を覆われた。
「……ありがとう……ございます。……ありがと……」
ただただ嬉しくて愛しくて、泣きながら彼の背中をキュッと抱き寄せ御礼を伝えた。
私は、憧れのシンデレラ気分に浸り、史上最高の喜びに満たされ絶え間なく流れる甘々なキスを受け取り続ける中、ふと疑問が浮かぶ。
『必ず幸せにするから』って? ……まさか結婚やめる気? そんな……一時の感情で凌駕さんの約束された未来壊すわけにいかない。
ふと伸ばした腕から力が抜け落ち、止めどない悲しみの粒が彼との距離を引き剥がして行く。
「……結?」
「……ごめんなさい。……ありがとう……ございます。……もう充分……」


