「そのさ、俺、お前のことが好きだわ。付き合ってほしい。」
そういわれたのは、2年前の今日、私が1年生の時。今の生徒会長・葵悠麻の兄であり、当時の生徒会長でもあった葵悠真に告白された。
「えっと、その…」
「莉緒ちゃん、返事は今すぐじゃなくていいから、だから、そのゆっくり考えてみてくれないかな」
「わかりました。考えてみます。返事は...」
「返事は、この桜の木の下で」
でも、その現場をクラスの女の子に見られていて、その日から幼稚ないじめが始まって、結局…
「すみません、私を好きになってくれたことはありがたいですが、付き合うのは無理です。本当に、ごめんなさい。」
そういったら、すごく悲しそうな顔されたっけ。
でも、その悲しそうな顔は本当に一瞬で、そのあと、笑顔でこういったんだ
「そっか、はぁ、俺の淡い初恋も終わりか~」
葵先輩のことは嫌いじゃなかったし、別に他に好きな人がいたわけでもないのに、断ったんだ。先輩に告白されたあの桜の木の下で。
そういわれたのは、2年前の今日、私が1年生の時。今の生徒会長・葵悠麻の兄であり、当時の生徒会長でもあった葵悠真に告白された。
「えっと、その…」
「莉緒ちゃん、返事は今すぐじゃなくていいから、だから、そのゆっくり考えてみてくれないかな」
「わかりました。考えてみます。返事は...」
「返事は、この桜の木の下で」
でも、その現場をクラスの女の子に見られていて、その日から幼稚ないじめが始まって、結局…
「すみません、私を好きになってくれたことはありがたいですが、付き合うのは無理です。本当に、ごめんなさい。」
そういったら、すごく悲しそうな顔されたっけ。
でも、その悲しそうな顔は本当に一瞬で、そのあと、笑顔でこういったんだ
「そっか、はぁ、俺の淡い初恋も終わりか~」
葵先輩のことは嫌いじゃなかったし、別に他に好きな人がいたわけでもないのに、断ったんだ。先輩に告白されたあの桜の木の下で。
