「沙雪は?」 あたしが話があると呼び出したファミレス。 辺りはもう真っ暗で、 街はクリスマスのイルミネーションに彩られていた。 「…あたしは、」 慌ててメニュー表を開くと、 渚は店員に代わりに頼んでくれた。 「ホットココア2つ」