✧*。最愛✧*。



美沙希の腕を引っ張りながら屋上に行く



「職員室行くのかと思ってたら、何故に屋上?」



「職員室なんか行くはずないでしょ。説教なんてまっぴら。でも、あのまま教室に居たら鈴香が私達みたいな扱い受けるでしょ?初日から可哀想じゃん」



「なるほどね」って納得して頷いて、私の前に回り込んだ




「ねぇ、乃愛。このままバックレようよ」




「ダメだよ。私、1学期に休みまくって単位がヤバいんだって。だから教室、戻るよ」




授業開始のチャイムが鳴り響き、駄々をこねる美沙希を連れて教室へと戻る



授業は既に始まっていたけど構わず席に座り、教科書を出すと、隣で真面目に授業を受けてる鈴香が話しかけてきた



「乃愛ちゃん、教科書 見せてくれるかな?まだ教科書を貰えてなくて…」



「いいよ。机、こっち持ってきなよ」




ガタガタと机を移動させて教科書を真ん中に置きノートを広げて黒板の文字を書き写す




結局その日は、教科書を持っていない鈴香に教科書を見せる為 最後まで机をつけたままだった 



帰る頃には、だいぶ打ち解けて仲良くなっていた