シン…と静まり返る教室に先生の咳払いが響いた
「この時期には珍しいが転校生を紹介する。入って来ていいぞー」
ガラっとドアが開いて入って来たのは小柄でフワフワした感じの子だった
髪の毛はショートボブで目がくりくりしてて可愛い
「初めまして。原鈴香(はらすずか)です、よろしくお願いします」
席を替わってもらっている美沙希が横を向いたまま窓に背を任せ転校生を見ている
「じゃあ、席は……ん?篠村、お前はそこじゃないだろ」
「え〜、何言ってんの?初めっから ここだし。ね?乃愛」
私の机に頬杖をつき、ニッコリ笑う美沙希は私に同意を求めてきた
「初めっからじゃないけど…まぁ、いいじゃん席なんて。それより先生、早く原さんの席 教えてあげれば?」
「ったく……お前ら、後で説教な。原、鷹橋の隣に座ってくれ」
何で私まで説教受けなきゃなんないわけ?



